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051_反対

京都芸術短期大学の卒業生です。そもそもこの時点で「市芸の短大?」と聞かれることも多々あり、面倒でした。そして、厳密にいうと母校はもうありません。 他人に説明するときは「現在の京都造形芸術大学の前身にあった短大で...」という感じ。履歴書もカッコ付き...もう、非常に面倒くさいです(笑) そして更に面倒くさいことになるであろう、今回の改称...。 いつ何時も、何人においても「改革」は大切。改革の象徴としての「改称」...わからんではない。 ただ、ただ、ネーミングセンスがなさすぎる!芸大なのに、アートへの志を育てる場なのに、センスが...。 「かぶる」って、一番ダサいやん?しかも、「かぶってるやん」...と、周囲から速攻でツッコミ入れられてるし...ダサい、とにかくダサい。 さらに略称でかぶるのを逃れようとするとか、ダサすぎる(笑) 「おおっ!」と唸るようなナイスな校名なら、前述の面倒くさいも我慢できるというもの。 芸術・文化において、名付けってとっても大切。作品タイトル、曲名、商品名、芸名。どれも大切。 正当性とかそんなん、正直どうでもいい。「校名」に思い入れや誇りがあるわけじゃないから、それもどうでもいい。 公立ではない私学としての自由さを発揮して、素敵な校名を考え直して欲しいです。それができないなら、しれっと「京都造形芸術大学」のままでいきましょう。それくらいの図太さは持ち合わせているはず。 頼むから、「かぶる」改称とかだけはやめてください。あ、あのダサい学校の卒業生ね!...と思われるのはイヤです(笑)


卒業生/中野世津子

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