在学生です。名称変更にあたって、略称の瓜芸がダサいと言われているのをよく聞くようになりましたが、「ダサい」って気持ちがどのようにして生まれるかご存知ですか。自分が無意識にある事柄の常識と思い込んでいる範囲から外れた時によく生まれます。芸術を学んでいる人達がその変化に敏感でないのはどうなんだろう…と思っています。
この名称変更にはより広域な分野に対して対応していくという心意気が見えます。従来の区分ではうまくやりたいことができなかった学生や、これからこの大学の学生になる人が、たった4年間だけだったとしても、より自由に研究し続けられる環境を概念からも作っていってほしいです。
名称変更にあたって、個人の気持ちをないがしろにされているような気分になっている人が多くいるような気がします。卒業生・在学生はそれぞれの研究対象があり、それは京都造形芸術大学の中で完結するものではないはずです。反対する方のこの大学に対する愛着の大部分を名称が占めるのでしょうか…。また名称が似ているからとと言って、卒業生や在学生の功績や研究内容まで本当にかすめ取れると思っているのですか…?
在学生/美工・油画コース
Comments