芸術の分野において贋作はご法度です。創造性、独自性が最も大切にされ、養われるべきはずの芸術大学の名が、すでにある芸術大学と似せる方向で改名されるということはあってはなりません。経営側の方々にそういった理念が欠如している事が非常に残念です。「名は体を表す」と言います。今のまま改名を強行すると「市立じゃない京都芸術大学」「名前は似てるけど…」と言われ続けることとなり、そこで学ぶ学生、指導する先生ともに誇りを持ち辛い大学になりかねません。それではいつまでたっても一流にはなれないでしょう。これまでの経営努力、学生教職員方の実績が無にならないよう、京都市立芸術大学とは違う、そしてそれを超えるくらいの、皆から祝福される名前を真剣に考えるべきだと思います。
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