通信教育の芸術教養学科に大卒資格で3年次編入し、2年で修了した社会人です。 どこでもよく言われることですが、通信教育課程は入るのは簡単で卒業は難しいです。レポートに追われ、苦しくも楽しい2年間でした。通学の学生さんたちに比べると、母校の「建物」との馴染み具合は薄いですが、それでも大切な母校です。 その母校がネットで悪口を書かれて、「パクリ大学」とかヒドい言われようです。学長や理事長には実際にyahooニュースのコメントなどをご覧いただきたいと思います。ネットの意見は無責任で極端になりがちですが、真面目なコメントも多く見られます。ほとんどすべてが批判的であり、明らかに母校のイメージの低下につながっています。 ここまでイメージが落ちたのは、正直に言って、京都造形芸術大学側の「改名の社会的影響についての判断」がいささか甘かったためと思います。 私は改名それ自体には反対しません。母校の名前が変わるのは寂しいですが、将来を見据えて総合的な名前に変えるのが必要であれば、変えても良いと思います。 ただし、他の大学に似ていると言われ批判されるような、紛らわしい名前には反対です。 「京都国際芸術大学」「京都総合芸術大学」「京都先端芸術大学」などではいかがでしょう?略称を「国際芸大」「総合芸大」「先端芸大」などとすれば、京都市立芸術大学と間違えられる心配はありません。また、これからの時代の幅広い芸術を学ぶ大学としてもふさわしいと思います。 今のままで改名を押し切った場合、さらに批判を受け、社会的イメージが低下することを危惧しています。これからの時代は、イメージ戦略が大事なことは言うまでもありません。社会的イメージの低下は大学の価値の低下に直結します。
卒業生/通信教育過程 芸術教養学科
Comentarios