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008_反対

高校3年生の保護者です。子が夏期コミュニケーションの体験授業に参加して、合格の連絡をいただき、子が悩んだ末に「京都造形芸術大学に入学したい」と決めたので、受験料を振り込みしました。受験料を振り込む=入学を決定する、です。この時点ではもちろん、大学名の改称は公表されていません。子が希望したのは、あくまでも、「京都造形芸術大学」という校名の大学です。その後に届いた入学の案内の書類の中に、グランドデザイン2030についてのパンフレットが同封されており、大学名の改称について掲載されていました。同封の合格通知の日付は8月27日。受け取ったのは8月28日と記憶します。この時点ではすでに、入学は決定していますし、入学金納入の期日は9月9日と、10日ほどしか余裕がないので、入学金は納入しました。その後に起こりました、いわゆる「京都芸大騒動」や、京都市立芸大による提訴で、教職員・在校生・卒業生には何の非もないのに、社会的な批判や風当たりが京都造形芸術大学に向き出しました。 在校生に向けては「グランドデザイン2030についての対話および検討会」が行われましたが、夏期コミュで入学を決めた0年生は、全くの「蚊帳の外」です。我が子も「対話および検討会」の開催について知った際に「参加したい」と言いましたが、在校生のみとのことで、申し込みはできませんでした。校名が大きく変わり、大学の内容や社会的位置付けや評価にも変化があるなら、それも大学を選ぶ際の重要な条件の一つです。この後の日程を受験する子どもたちは、校名改称を含めて検討できますが、夏期コミュを受けて決めた0年生は、入学を決めた後に校名改称を知らされたので、検討の機会がありませんでした。これでは公平な機会とは言えないと思います。夏期コミュでこの大学を選んだ子たちと、それ以降の日程で全てを承知した上で選ぶ子たちとでは、公平な機会とは言えないという意味です。私は、京都造形芸術大学は、夏期コミュで入学を決めた0年生に対して、在校生へ行った検討会と同じく、説明の場をもうける責任があると考えます。


保護者

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